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伯爵夫人 と 陸王

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ブレーキのオーバーホール 分解編 (その1)

やらなければ イケナイ事はたくさんあれども全バラは、したくない

ここは オーソドックスに 足から決めていこう、仕事が終わってから

少しずつ・・等と考えているうちに昼のチャイムが そこで、あるものを

作る為、がらくた・ヤードに直行! しばらくすると、ちょうどいい物が^^
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この割れたソケットと、なめたメガネを
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溶接して
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しっぽを切り落とすと なんじゃこりゃ?    昼飯、食いそこないました

・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・はぁ~ 

本日の仕事終了。掃除もおわりぃ、 いよいよタイヤを外します
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ドラムが固くて抜けない場合は、捨てねじにボルトをねじ込んでいきます
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デュオ・サーボが誇らしげです初期型は、ホールド・ダウン・スプリング

が特徴です、   ユニットは あけぼの製

そして、ここで 昼飯抜きで作った例の工具が登場いたします
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この様にアンカー・ボディに差し込み、リターン・スプリングに引っ掛けて、

おりゃ!ラチェットを回しますと あら サク、サク
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気持ちよく外れます フロントもこの様に・・・ 
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しかし、汚れてますな ホイル・シリンダとマスタ・シリンダも 分解ですね
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フロント
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リア  32mmのキャッスル・ナットを インパクトで緩める予定でしたが

近所迷惑なので、明日にして 気になるマスタ・シリンダの状態は、

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あれ・・・?ペダル・シャフトからアクセルのアームが 遊んでる
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昔、どーしても初期型のアクセル・フィールが 好きになれずに後期型の

ペダルに交換したのでした 仕事が雑である・・・反省
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ストック棚から ラバー・ブーツ、ピストン・カップの在庫を 確認 
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ホイール・シリンダ  フロント       20.64mm(13/16")

              リア         22.22mm(7/8")

マスタ・シリンダ   クラッチ       19.05

             ブレーキ       22.22mm(7/8")    
   
以上のサイズで、単品もしくは、セットで現行品が 入手できますが、

初期型と後期型では サイズが違うので 注意!
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割ピンを抜き リア32mm、フロント29mmのキャッスル・ナットを 

緩めるのですが フロントは、まずベアリング・キャップを 外します

この時、ハブ側の2箇所の支点でこじると、簡単に外せます
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プーラーで、ハブを抜き取ります ただし、 固着したハブを 

抜くときは、キャッスル・ナットを 抜いて ドラムごと外しましょう
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各部を 目視点検しながら分解して、
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洗浄の準備を していたところ・・・あれぇ、
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シューの剥離を 発見! そういえば12年前も1枚はがれてたっけ・・・
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バッキング・プレートのレッジに接触する部分が平らなので後期型

ということは、前回 交換したセットか~ なつかしい
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これ以上、何もないことを 祈りつつ・・  一心不乱に洗浄、

各部を チェック・ ・ ・ ・ ・ したところ、
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まず、フロント側  右側のアウタ・ベアリングが交換されていて
 
オイル・シールが斜めに挿入、アジャステイングが左右どちらも左用

この原因で、シールが 編摩耗して油漏れ、なによりアジャスティング

が 作動していなかったと思われる シューの剥離は、かたぎきによる
 
ガタが原因、ではないのか?  おそらくシールは なにかで交換

された時の圧入不足と思うが アジャステイングは、新車時から

ひきついで来た可能性もある、とにかく部品をさがさなければなるまい

ちなみに オイル・シールのサイズは、48-62-7 です
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リア側にも問題が発覚!正直、初期型のホールド・ダウン・スプリングは

整備性が悪い どこかで現行方式に入れ替えた様なのだが、

4セット分無かったのだろうか? フロントは左右入れ替えて在るのに

リアは左プライマリ側1本のみ(スプリングを伸ばしたのかもしれない)

これが原因で不具合が生じて ドラムが酷い事になっていた

ドラムの内径 使用限度は 228.5mm +1mm (前後共通)

なんだけど、  削れるのかなぁ
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午前中、待ちかねていた部品が 届きました

右用のアジャスティング! そして、
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今回、目黒ライニングさんにお願いする事になった シューの張替

どうせだから、初期型のシューを リペアする事にしました

ライニングと塗装を 剥がして下準備です  
by himehara | 2009-11-25 20:52 | コンテッサ | Comments(0)
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